仮面ライダー響鬼・第48話(最終話)『明日なる夢』

Oh!!なんて素敵なキングクリムゾンっ。
一年間、時を吹き飛ばしたっ。
もっちーがもずく風呂かと思いつつ、ドジョウ鍋の中の豆腐みたいだとも思った。
あのまま入りっぱなしだったら体内にシュルトケスナー藻が寄生してアレしてアレなんだよっ。


まぁそれはともかく、いい終わり方だったと思う。
結局「響鬼」の最終目標って、魔化魍を根絶することでもなけりゃ、人助けして英雄になることでもないわけだし。
常に克己目指して邁進する生き方が大事で、鬼になる道ってのは一つの選択肢なわけだ。
「俺は信じてるんだ。人間はいつだって変われるんだって。」っていう台詞は良かったね。
現れ続ける魔化魍や、それに対応して続いてきた猛士、実は更に高次の存在がいてどこまで続いてるかわからない洋館男女(つーか童子・姫サイドっつーか)、舞台はここから先も連綿と変わらず続いていく、そういう世界観の中で「変われる」という価値観を示すってことが凄いんじゃないかな。
それも、「変身」する男が言うからこそっていうかね、なんかこうじんわりきたよ。
そんで、一話と似たようなリトマスに放り込まれた明日夢が、鍛えてそれを乗り越えることを可能にした描写。
明日夢は一年間かけた大変身を遂げたわけで、これも感慨深かったなぁ。


不満ってほどの不満は残らずにストレスなく見れたんだけど、惜しむらくは関東11鬼勢揃いで合奏とか、そういう最終回ならではの豪華演出みたいなのが見れなかったのは残念だったかな。
まぁ、予算的に無理だったんだろうけど。
最後に弾鬼さんと裁鬼さんを拝みたかったんだよ…っ。
ていうか弾鬼さんの曲、結局一回しか聴けなかったなぁ…。残念無念。
それだけが心残り。
でも良かった。
BLACKから欠かさず見てきたライダーだけども、今年も楽しませていただきましたっと。
スタッフの方々に感謝感謝。
この文章書いてる間、妙にお腹が減ってえびみりん煎餅を8枚とか食べててしょっきんぐ。
ゴルゴムの、いや魔化魍の仕業だっ。